2024年度 学校評価について

2024年度の学校関係者評価を実施しました。
2024年度重点目標を踏まえた教職員の自己評価の結果とその振り返りをもとに、保護者アンケート結果も関連させながら、課題とその改善についてご意見をいただきました。これらの結果をもとに、2025年度の教育活動の重点目標を設定します。

・2月26日(水)
・保護者代表4名 幼稚園関係者2名 教会関係者1名

学校関係者評価会では以下の内容を提出しました。
○2024年重点項目
⒈学ぶ力(遊び)の充実を図る
・自発的な遊びを援助し、特に「熱中」「集中」「こだわり」の側面を重視し遊び込む環境設定を工夫する
⒉生活力の向上
・年間6区分のステップを意識して、指導していく内容・指導方法を工夫する
⒊教育力の向上
・子供の実態を深く掴み、その状況を記録する方策に取り組む
⒋教育環境の整備・改善
・年齢の区分と成長の区分を活かす環境(特に素材・道具)を整える
○2024年重点目標を踏まえた自己評価の振り返りから以下の2点を改善課題として取り上げました。
⒈自己評価の「ほぼできている」と「あまりできていない」という評価が拮抗している項目は、教職員間のコミュニケーションをより密にして、お互いの実践を忌憚なく評価し合い伝え合う中で、子どもたち一人ひとりの成長を見とる視点を深めていかれる振り返りの場をより設定する。
⒉教育活動の情報提供について、その目的、方法などあらためて確認し実践してきたが、より効果的・効率的な運営ができるよう改善すること。

以下のご意見をいただきました。
・1の点については、保護者アンケートで「十分に良いとは言い切れない」と読み取れる点と関連する。日頃「全教師が全園児を育てる」という教育活動の様子を受け取ることができるが、小規模園ならではのメリットをさらに追求してほしい。
・2の点については、保護者への情報提供の方法・タイミング、回数・メディアの選択等の検討、伝統的な取り組みと新しい取り組みなどをさらにバランスよく設定することを進めてほしい。

○保護者アンケートは98%の回収率で、「強く思う」「やや思う」をポジティブな評価と捉えました。しかし、特に「強く思う」回答が50%以下の項目については、自己評価と若干乖離がある点もあり改善課題としました。また、保護者の視点からアドバイスがありました。
・施設面については今年度末から来年度当初にかけて第1期のリノベーションを行うことにした。
・園の施設や安全管理の項目は、現状の対策では不十分な点もあり改善課題が明確になった点は、次年度の訓練などでの対応を進めること。
・備蓄品等については、保管箇所の変更により改善できた。
・教育情報の提供の仕方、お知らせする内容等について、十分に保護者のニーズに応えられていないという指摘があり、保護者への情報提供の項目と伝達時期・手段についての見直しを進める。
・英語教育や体操教室については、一定のポジティブな評価が得られている。積み重ねることによって、委託先と連携しより効果的なものとなるように進めていく。
・預かり保育利用について、就労のみを条件としていないが「子育て支援として内容に関わらず利用できる」というアピールはもっと必要である。
・園児数の確保について、通園可能範囲(車・自転車利用)には積極的に広報を行うと良い。

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